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    なごや帯のたたみ方(1)   

 なごや帯にはいくつもたたみ方があり、普通は仕立て上がった時のたたみ方をそのまま続けることが多いようです。しかし、中には複雑なたたみ方もあるので、お持ちの帯はすべて同じたたみ方にしておくことをお薦めします。





太鼓はおもてを下、垂れを右側に置き、太鼓の山を三角に折ります。





胴帯は、垂れのところで手前側に、三角形に折り返します。





三角形に折り返した垂れをもう一度折り返し、左の山の手前で折り返します。





左の山の部分を内側に折り返し、太鼓や腹の模様に折り目がつかないように注意して折ります。





太鼓に出る部分が折れていないか確認しましょう。

   なごや帯のたたみ方(2)   


なごや帯の中でも、ポイント柄があるものがあります。これをたたむ時、お太鼓や前帯、柄の部分に折目をつけないようにたたむ注意が必要です。また、手先にも折目がつかないほうがきれいでしょう。
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太鼓の表を下、たれを右に置き、太鼓の山を三角に折ります。
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胴帯をたれのところで折り返し、左の山お手前でもう一度折り返します
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左の山の部分を内側に折り返します。この時手先はv中央より左側にくるようにします。
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太鼓や腹の模様が折り目にこないかを確認してから二つ折りにします。

   袋帯のたたみ方   

  重厚な織り帯の多い袋帯は、中表にたたみます。また、どこにも折り目をつけないように、折り返す部分に真綿をはさむことをお薦めします。漆や箔、刺繍などの部分には、薄紙を当てておきましょう。また、保存する時は、上にものを積まないように気を付けましょう。





 表を中に半分に折ります。帯の端を合わせ、折ったところに真綿をはさみます。






 畳紙のサイズに併せて屏風だたみにし、折り返しの部分には真綿をはさみます。


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