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御簾に楽器模様訪問着 明治時代 所蔵 宮嶋染匠 |
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雪持ち竹模様小袖
「梅、竹、蘭、菊」の四花を四君子と称し、文人の書斎にふさわしい花とされています。孔子の時代「竹」は香草の一つとして、身を清めるなど神事に使われていた清楚な竹の形姿は模様として今もよく用いられるところです。 竹にかかる雪持ちの雪も、富貴吉祥を表しています。伸びのある竹に雪持ちをあしらい、手刺繍と疋田を効果的に用いた作品です。 所蔵 木村染匠 |
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山水模様留袖 昭和初期 坂田真一郎氏 創作 |
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藍地水辺に鴦鳥模様振袖 明治時代 所蔵 宮嶋染匠 |
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宝尽くし束ね熨斗模様裂
江戸時代前期 黒地に宝尽くしを刺繍のみで表すのは腰巻の特徴です。宝尽くしは如意宝珠、七宝、鍵、分銅、丁子、かくれ蓑、かくれ笠、宝袋こうしたものを宝としたのは中国の吉祥思想からでしょう。 所蔵 白木染匠 |
波に霞格子天井絵模様振袖
昭和20年代 所蔵 白木染匠 |
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紅地藤に菊模様振袖
明治時代 所蔵 宮嶋染匠 |
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蔦梅文様寛文小袖裂
江戸時代前期 所蔵 木村染匠 |
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竹格子鉄仙文様寛文小袖裂
江戸時代前期 所蔵 木村染匠 |
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絞り手網に花字つなぎ小袖裂
江戸時代中期 所蔵 木村染匠 |
江戸時代前期 所蔵 木村染匠 |
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京名所小袖
江戸時代後期 江戸中期から後期にかけての加賀友禅小袖には名所図絵的なものが多い。日本三景、近江八景、着る小袖より見る小袖といった感がつよい。裾には嵐山保津川の筏流し、左手には北野天満宮の鳥居、胴中には鴨川と三条大橋、五条大橋、清水寺や知恩院左袖には上賀茂神社 霞たなびく遠山風景が美しく画かれている。 所蔵 雅染匠 |